ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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8.1.3.1 MIDI に関する設定
コントロール・バーの一番左上のセクションでは、インストゥルメントに適用する MIDI 入力デバイ
スを選択します。
インストゥルメントをコントロールするためのキーボードが接続された MIDI ポートと MIDI チャンネ
ルを選択します。使用する MIDI チャンネルは 1~16 の任意のチャンネルを選択できます。また、
‘All’を選択すると全ての MIID チャンネルのコントロールを受信します。
8.1.3.2 キー・レンジの設定
キー・レンジは、インストゥルメントをコントロールするにあたり、使用する音程の範囲を決めるこ
とができます。これにより、異なるゾーンごとに別々の音色を設定でき、ひとつのキーボード上でい
くつかのインストゥルメントを演奏することができます。
この機能を使用するには、コントロール・バー上の ‘Range(または Split)’ オプションをチェックし、
最も低いノートと最も高いノートを設定してキー・レンジを設定してください。
8.1.3.3 オクターブの設定
オクターブ設定では、キーボードのノートをオクターブ単位でトランスポーズできます。この機能は、
演奏したい音域をキーボードがカバーしていない場合や、キーレンジ・オプションを使用していると
きに効果的です。
8.1.3.4 オーディオの入出力設定
コントロール・バー最後のセクションで使用するサウンド・カードやオーディオ・データの入出力先
を選択します。
選択したサウンド・カードが複数の出力先を持っている場合には、使用可能なオーディオ出力がリス
ト形式で表示されます。リストの中から使用する入出力先を選択してください。
8.1.4 CPU 使用率について
CPU への負荷を確認することができます。この情報はアープ 2600 V のシンセシスが CPU に与えてい
る負荷レベルをリアルタイムに表示します。
Windows 版では、コントロール・バーに直接、負荷状況を表示します。
Macintosh 版では、Window メニューから、Cpu を選ぶと表示されます。もしくは、ショートカット
“コマンド・キー(
) + L” でも表示させることができます。
注意: この情報は、音色シンセシスに使用されるプロセッサーの負荷のみを表しており、OS 他を含め
た全体のシステムの負荷を表しているのではありません。したがってシステム全体の負荷より低い負
荷が表示されていることになります。
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