ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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7.1.2 ポリフォニック・パッチング
先ほど作成した « bass1 » をもとに、次の音色を作成します。
アープ 2600 V ではケーブルによるパッチングを行わなくても音色を作成することができますが、パ
ッチングによってさらに複雑な音色を作り出すことも可能です。以下のモジュールを使用します
:
• 3 基のオシレーター(オシレーター1、2、3)
• 2 基のローパス・フィルター(VCF)
• 1 基の出力(VCA)
• 1 基のフィルター用 ADSR エンベロープ
• 1 基の出力用 ADSR エンベロープ
• 1 基のフィルター用 LFO
オシレーター1 のノコギリ波出力からフィルターのオーディオ入力にケーブルを接続します。
VCO1 の « Saw » 端子をクリックしたまま、VCF ミキサーの « VCO1 square » 入力にマウスをド
ラッグしてください。
VCF モジュールの « VCO2 Pulse » スライダーを下げるとオシレーター1 の音の変化がわかりやす
くなります。音色がどのように変化したかを確認したい場合は、先ほどパッチングしたケーブル
をはずしてみてください。ケーブルをはずすと元々の矩形波が発音されます。ではもう一度ノコ
ギリ波出力を VCF に接続して次のステップに進みます。
オシレーター1 の三角波を VCF モジュールの VCO1Squere に接続する
オシレーター2 もオシレーター1 と同じ操作でケーブルをパッチングします。VCO2 の « Saw »
端子から VCF モジュールの « VCO2 Pulse »( )入力へケーブルを接続し、スライダーを上げて
ください。
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