Arturia ARP2600 V User Manual Page 69

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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ノイズ・ジェネレーター
ノイズ信号は全ての周波数を同じボリュームで発信します。ノイズ・ジェネレーターは、風や息など
のような音色を生成するために使われます。アープ 2600 V ではホワイト・ノイズとピンク・ノイズ
2 種類のノイズが用意されています。ホワイト・ノイズは最も豊かなノイズ音で、もう一方のピン
ク・ノイズは一般的なシンセサイザーにもプリセットされている波形で、ホワイト・ノイズほどリッ
チな音ではありません。
注目すべきは、(特にフィルタリングされた状態において)ノイズはモジュレーション・ソースとし
ても使用可能であるということです。これにより、音色変化にランダムなバリエーションをつけるこ
とができます。
ARP2600 V のノイズ・モジュール
6.1.2 フィルター(VCF
オシレーターで生成されたオーディオ信号は、通常、フィルター・モジュール(Voltage Controlled
Filter ボルテージ・コントロールド・フィルター)へと流れていきます。フィルターはカットオフ
周波数で指定された周辺の倍音を削ります(これが減算方式と呼ばれる所以です)。フィルターは洗
練されたイコライザーと考えることができ、場合に応じて指定した周波数よりも低い周波数成分、も
しくは高い周波数成分をカットすることができます。
必要のない成分をカットする傾斜をフィルター・スロープによって決めることができます。このフィ
ルター・スロープは dB/Octave という単位で表されます。アナログ・シンセサイザーで使用されてい
るフィルターは、通常 12dB/Octave もしくは、24db/Octave です24dB/Octave タイプのフィルター
は、12dB/Oct のフィルターよりも、強力なフィルタリングが可能です。
ARP2600 V のフィルター・モジュール
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