Arturia ARP2600 V User Manual

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Summary of Contents

Page 1 - アープ 2600 V

ユーザーマニュアル ARP2600 V アープ 2600 V

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 10 既製のソフトウェア・シンセサイザーの周波数スペクトラム TAE®によって生成されたアープ 2600 V のオシレーターによる周波数スペクトラム 1.2.2 アナログ・シンセサイザーがもつ波形のゆらぎを忠実に再

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1008.3.3 インストゥルメントを開く アープ 2600 V プラグインとして起動するには、他のプラグイン同様オーディオ・トラックに挿入します(下図の例を参照): TDM システム: アープ 2600 V は

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1018.3.5 プリセットの保存 一旦セッションを閉じると、アープ 2600 V はそのときの状態を自動的に保存します。プリセットへの変更などもすべて保存されます。曲を開くと前回保存したときの状態から再開することができます

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1028.4 DXi™ アープ 2600 V は、DXi プロトコルとも互換性を持ち、SONAR™をはじめとする DXi インストゥルメントを使用可能なホスト・アプリケーションで使用することができます。 8.4.1 インス

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1038.4.3 MIDI トラックとの接続 アープ 2600 V が MIDI トラックから出力される情報を受信できるようにするには、SONAR 上でアープ2600 V に接続する MIDI トラックを選択し、MIDI 出

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1048.5 Audio Unit™ 8.5.1 Logic Pro の場合 8.5.1.1 インストール プラグイン・ファイル(コンポーネント・ファイル)はインストール・プログラムによって自動的にインストールされます

Page 8 - 1 イントロダクション

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 105Logic Pro 7 には AU マネージャーが搭載されています。AU マネージャーを起動するには“Logic Pro”メニューから“Preferences -> Start Logic AU Manager”の順

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1068.5.2 Digital Performer 4 の場合 8.5.2.1 インストール プラグイン・ファイル(コンポーネント・ファイル)はインストール・プログラムによって自動的にインストールされます。 8.5.2

Page 10 - オリジナルのアープ 2600 の波形画像

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 1078.5.2.3 エフェクト・プラグインとして起動する アープ 2600 V はエフェクト・プラグインとして起動することもできます。オーディオ・トラックのミキサー画面のエフェクト・メニューから “Arturia ->

Page 11 - 技術によるアープ 2600 V の波形画像

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 108ご使用の前に必ずお読みください。 以下は ARP2600 V(アープ 2600 V)を使用するにあたり、Arturia(アートリア)社が許諾するエンドユーザー使用許諾契約書を要約したものです。下記をよくお読みになり、本契

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 109 賠償 アートリア社が提供する補償はアートリア社の選択により(a)購入代金の返金(b)ディスクの交換のいずれかになります。お客様がこの補償を受けるためには、アートリア社にソフトウエア購入時の領収書をそえて商品を返却するも

Page 13 - 2 インストール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 11 TAE®技術によるアープ 2600 V の波形画像 加えて、原型のアナログ・オシレーターは不安定であり、波形の形状が周期ごとに微妙に異なっています。これは、温度や、その他の環境の状態によって左右されるアナログ・ハ

Page 14 - 合にはライセンス・ナンバーも必要となります。

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 121.2.4 リング・モジュレーター アープ 2600 V にはオリジナルのアープ 2600 と同様に、リング・モジュレーターが搭載されています。リング・モジュレーターは、波形(サイン波)を他の信号と掛け合わせて複雑な倍

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 13 2 インストール 2.1 Windows9x, Me, 2000, XP でのインストール  CD-ROM を CD-ROM ドライブにセットしてください。エクスプローラーまたはマイコンピュータの中から « AR

Page 16 - 3 クイック・スタート

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 14これで、スタンドアローン版のアープ 2600 V をインストール準備ができました。次にプラグイン版のインストール画面が表示されますので、 ここで使用するプラグインの種類を選択してください(VST, DXI, RTAS/HTD

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 152.2 Mac OS X でのインストール アプリケーション CD-ROM をコンピューターの CD-ROM ドライブにセットし、デスクトップに表示された « ARP2600 V.pkg » のアイコンをダブルクリックし

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 16 3 クイック・スタート このセクションでは、「アープ2600 V」の基本的な動作を説明します。このアプリケーションで使用するウインドウやモジュール、および信号の流れについて紹介します。画面上に見える各モジュール、コント

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 173.1 プリセット音色を使う プリセット音色(プログラム音色)を使うことで、保存機能がなかったオリジナルのアープ2600から「アープ2600 V」への進化を体感することができます。 アープ2600 V のプリセット音色

Page 20 - シンセシス・パラメーター

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 183.1.1 プリセット音色のエディット それではシンプルな音色エディットから始めましょう。  ローパス・フィルターの « INIT.FILTER FREQUENCY(カットオフ周波数)» スライダーを操作して «

Page 21 - 音色 « 1_Osc » の信号の流れ

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 19 « user » バンクにあるプリセット音色は、ツール・バーの « SAVE » アイコンをクリックして設定や変更を保存することができますが、ファクトリー・プリセット(あらかじめソフトウエアに収録されている音色)は上書

Page 22 - 3.4 シーケンサー・セクション

ご注意 本製品の CD-ROM はオーディオ用ではありません。一般のオーディオ CD プレーヤーでは絶対に再生しないでください。大音量によって耳を痛めたり、スピーカーを破損する恐れがあります。 本製品の CD-ROM には不正コピーを防止するためのプロテクトがかけられています。お客様が本製品

Page 23 - オシレーター・セクション(スタート

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 203.3 シンセサイザー・セクション シンセサイザー・セクションは、バーチャル・ケーブルで接続するためのジャック型のインプット、アウトプット、そして 73 ものシンセシス・パラメーターで構成されています。これらのスライダー

Page 24 - クオンタイザー・セクション

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 21 下図がこの音色の信号の構造です: 音色 « 1_Osc » の信号の流れ  ローパス・フィルターのカットオフ周波数を下げるとこもった感じの音色になります。フィルターのカットオフ周波数は « INIT.FI

Page 25 - を上げてビブラートをかける

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 22 フィルター・エンベロープのアタックの長さ(« A TIME »)を変更します。このコントローラーは、ノートが発音されてからフィルターがかかる(音色が明るくなる)までの時間を設定します。 フィルター・エンベロ

Page 26 - 3.5 エフェクト・セクション

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 23 アープ・シーケンサー • シーケンサー中央のスイッチとスライダーで各 16 ステップのトリガー(ゲート)とチューニングを管理します。チューニングはかなり細かい値で設定することができます。 2種類のス

Page 27 - ディレイ・エフェクト

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 24• « QUANTIZER » はそれぞれ 16 ステップで設定した音程を半音単位で正確にチューニングして出力します。つまり各ステップのチューニングを細かく調整しても強制的に半音単位にチューニングして出力されます。 ク

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 25 シーケンサーの « clock out(シーケンサー出力)»は、ADSR エンベロープの « GATE » 入力に接続されています。  シーケンサー右側の « QUANTIZED out A » 出力は、オシレ

Page 29 - 4 インターフェース

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 26 次に LFO モジュールの三角波出力端子をクリックし、VCF モジュールの CONTROL 入力 « VCO2 sin » に接続し、« VCO2 sin » のスライダーを上げてください。カットオフ周波数の値

Page 30 - メイン・バンクから音色を選択

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 273.5.1 コーラス コーラスは原音を複製し、少しデチューンをかけたオーディオ信号を作り出します。この複製した信号と原音とミックスすることでサウンドに深さと厚みを与えます。  « rate » でコーラスのオシ

Page 31 - « SAVE AS » ボタン

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 283.6 リアルタイム・コントローラーと MIDI アサイン アープ 2600 V はリアルタイム・プレイに対応し、オリジナルのアープ 2600 では不可能であった外部MIDI コントローラーによるコントローラー操作も可能

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 29 4 インターフェース 4.1 プリセット音色を使用するには アープ 2600 V はプリセット音色をメモリーすることができます。プリセット音色は各モジュール間の接続、および音色作成に必要なコントローラー情報をすべて

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プログラミング: Nicolas Bronnec Sylvain Gubian Xavier Oudin Cedric Rossi グラフィック: Yannick Bonnefoy マニュアル: Jean-Michel Blanchet Frédéric Brun Tom Healy

Page 34 - ピッチベンド・ホイール(transpose)

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 30同じバンク(« BANK »)の中で異なるサブ・バンクのプリセット音色を選ぶには、« SUB BANK » ディスプレイ左側のボタン(下向きの三角)をクリックします。ここでは同一バンク内のサブ・バンクがプルダウン・メニュー形

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 314.1.2 « BANK »,« SUB BANK »,« PRESET »の作成 新しいサウンド・バンクを作成するには BANK » 左側のボタン をクリックしてします。プルダウン・メニューの中から « New

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 324.1.4 プリセット・バンクのインポート/エクスポート アープ 2600 V は、新しいプリセット・バンクをインポートすることが可能です。新しいプリセット・バンクをインポートするには、ツール・バーのインポート・ボタン(

Page 37 - スプリーディング機能の解除

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 334.3 コントローラーの使用方法 4.3.1 垂直スライダー アープ 2600 V は主にこのスライダーで値を設定します。スライダーをクリックしたまま上下に移動させてパラメーターの値を設定します。 垂直スライダー

Page 38 - MIDI コントロール設定ウインドウ

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 344.3.4 セレクター セレクターは、フィルターのモードのようにいくつかの種類のパラメーターからひとつを選択する際に使用します。 フィルターのモード・セレクター 4.3.5 スイッチ アープ 2600 V

Page 39 - 5 モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 354.4.1 オーディオ接続/モジュレーション接続 オーディオ接続とは、例えば VCA ミキサーやフィルターのインプットへの接続を意味し、モジュレーション接続とは、例えば LFO の出力やエンベロープ・ジェネレーターの P

Page 40 - 3 基のオシレーター

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 36また、ケーブルの接続は各モジュールの入力端子(in)、出力端子(out)を右クリック(Macintoshでは Shift + クリック)することで表示されるメニューからおこなうこともできます。この場合、選択した入力(in)、

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 374.4.3 モジュレーション・レベル設定 モジュレーション入力端子には直接モジュレーション・インプットに入力される信号量を調節する機能があります(–100% から +100%で設定)。この機能を使用すると、通常必要な V

Page 42 - 矩形波( Square )

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 384.4.6 MIDI コントロール アープ 2600 V の多くのつまみ、スライダー、スイッチは、外部 MIDI コントローラーによってコントロールすることができます。この機能を使用する場合は、まず使用する MIDI 機

Page 43 - サイン波( Sin )

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 39 5 モジュール アープ 2600 V は大きく分けて 3 つのモジュールから構成され、上から順に「サウンド・プログラミング・モジュールおよびエフェクト・モジュール」、「アープ・シーケンサー、キーボード設定インターフェー

Page 44 - ローパス・フィルター

日本語ユーザーマニュアル制作: アイデックス音楽総研株式会社/アイデックス・ミュージック・ソフトウエア 〒111-0051 東京都台東区蔵前 4-21-9 蔵前坂口ビル 7F http://www.idecs.co.jp © ARTURIA(アートリア) S.A. – 1999-2004 –

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 405.1.2 オシレーター (VCO) アープ 2600 V は、3 基のオシレーターを搭載しています。 オシレーターは、アープ 2600 の基本となる周波数(音の振動)の発生と波形のパルス幅(パルスウィズ)を管理します

Page 46 - ノッチ・フィルター

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 415.1.2.2 オシレーター2 レンジ(4’8’16’32’LF) :上下 4 オクターブ分のオクターブ・レンジ設定です。 変調用の低周波(LF)に設定することも可能です。 周波数設定(INIT, OSC, FREQU

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 42オシレーター1 は同時に使用可能なノコギリ波と矩形波、オシレーター2 と 3 はノコギリ波、サイン波、三角波、パルス波を出力可能です。 フリケンシー・モジュレーション入力(FM CONTROL)やパルスウィズ・モジュレーシ

Page 48 - ノイズ・ジェネレーター

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 43 三角波( Triangle ) サイン波( Sin ) 5.1.3 フィルター(VCF) オリジナルのアープ 2600 はレゾナント・ローパス・フィルターのみを搭載していましたが、アープ2600 V では強力なマル

Page 49 - ボルテージ・プロセッサー

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 44FM インプット(CONTROL) :周波数変調用(FM)の入力接続ジャックです。 • キー・フォロー(KBD CV) :キー・フォローに内部接続されています。 • ADSR エンベロープ(ADSR) :A

Page 50 - エレクトロニック・スイッチ

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 455.1.3.2 ローパス・フィルター 12dB / オクターブ(LP 12) ローパス 12 dB フィルターは、ローパス・フィルター 24 dB / オクターブと同じ要領で動作します。24dB のフィルターに比べフィル

Page 51 - エンベロープ・フォロワー

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 465.1.3.5 ノッチ・フィルター 12dB / オクターブ(NOTCH) ノッチ・フィルターはバンドパス・フィルターと反対にカットオフ周波数で設定した周波数をカットし、その両サイドの周波数を通過させます。 « RESO

Page 52 - トラッキング・ジェネレーター

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 475.1.4.1 ADSR エンベロープ アタック(A TIME) :アタック・タイムを設定します。 ディケイ(D TIME) :ディケイ・タイムを設定します。 ホールド(S VOLT) :サスティン・レベルを設定し

Page 53 - 波形エディット・ウインドウ

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 48 アンプ・モジュール(VCA)s 5.1.6 ノイズ・ジェネレーター ノイズ・ジェネレーターはホワイト・ノイズとピンク・ノイズ、低周波ノイズを発生し、高い周波数帯をフィルタリングするローパス・フィルターを装備していま

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 495.1.7 ボルテージ・プロセッサー このモジュールは、ミキサー / インバーター / ラグ・プロセッサーによって構成されています。 ミキサーは最大 8 つのオーディオやモジュレーション入力を調節して 1 つ(もしくは

Page 55 - コーラス・エフェクト

もくじ 1 イントロダクション 8 1.1 アープ・シンセサイザー、そして「アープ2600」の誕生 8 1.2 TAE®技術により忠実なエミュレーションを実現 9 1.2.1 折り返しノイズのないオシレーター 9 1.2.2 アナログ・シンセサイザーがもつ波形のゆらぎを忠実に再現 10

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 50 サンプル&ホールド 外部クロック・ソース « ext click in » に接続した信号を利用してサンプル&ホールドのスピード(タイミング)を操作することも可能です(例えばオシレーターの波形出力など)。 レベル

Page 57 - グローバル・セッティング

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 51例:  オシレーター1 の矩形波を入力 A に接続し、オシレーター2 のサイン波を入力 B に接続します。  次に 2 つのオシレーターをロー・フリケンシー・ポジション(LF)に設定し、コース・チューン « INI

Page 58 - LFO モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 52 ホスト・アプリケーションからドラム・サンプルなどのオーディオ・ファイルを再生し、プリ・アンプのボリュームを上げます。  エンベロープ・フォロワーの出力(out)を VCA のモジュレーション入力に接続します。 

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 53• 主要インターフェース: オーディオ入力(in) x 4 :オーディオ信号の入力ジャックです。 オーディオ出力(out) x 4 :オーディオ信号の出力ジャックです。 スムース(Smooth)x 4

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 54○カーブ作成のヒント:(放物線カーブを作る) • カーブ・ツールを選択し、編集画面をクリックしてカーブの始点を決める。 • ドラッグ(クリックしたまま)して大まかなカーブを描き、クリックを離す。

Page 61 - スキップするステップのバスを 3 に設定する

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 555.1.13 リバーブ これはサウンドにリバーブ効果を加えるモジュールです。 リバーブ・エフェクト 左チャンネル・レベル(REVERB←) :左側チャンネルのリバーブ出力レベルを設定します。 右チャンネル・レベ

Page 62 - バス 3 をリセット・モードにする

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 56ディレイ・エフェクトは « time L »、« time R » スライダーで左右チャンネルのディレイ・タイムのディレイ・タイム、« feedb L »と« feedb R » スライダーでエフェクト処理された音のゲインを

Page 63 - シーケンサーと AR エンベロープの接続

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 575.1.16 キーボード・インターフェース (3620 タイプ) キーボード・インターフェースはキーボード演奏に必要なパラメーターを全て装備しています。モノフォニックもしくはポリフォニックでのプレイモード、ポルタメント、

Page 64 - ステップの設定

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 58グローバル・チューニング :3 つのオシレーター全体のチューニングを設定します。 チューニング・スイッチ :オンにすると 440Hz の信号を出力します。 プレイモード :キーボードのプレイモードをモノフォニッ

Page 65 - 6 減算方式シンセサイザーの基礎

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 595.1.19 アープ・シーケンサー このモジュールはオリジナルのアープ・シーケンサー(モデル 1601)と同じ仕様のもので、70 年代から 80 年代初期まで幅広く使用されていました。 このモジュールで、メロディック・

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5.1.8 サンプル&ホールド・ジェネレーター 49 5.1.9 エレクトロニック・スイッチ(electro switch) 50 5.1.10 エンベロープ・フォロワー 51 5.1.11 リング・モジュレーター 52 5.1.12 トラッキング・ジェネレーター 52 5.1.13 リ

Page 67 - オシレーター2 のウェーブ・フォーム(波形)

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 60• シーケンサー・オシレーター設定と管理 (6)スキップ / リターン :ステップのスキップ、もしくはステップ 1 にもどる設定を するパラメーターです。(Skip / Off / Reset) (7)スキップ・ステ

Page 68 - 波形の 1 周期

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 61 • シーケンサーの入力 / 出力設定 (20)クォンタイズ出力 A / B :正確に半音単位でチューニングされたステップ信号の出力 ジャック A と B です。(QUANTIZED out A / B) (21)

Page 69 - ARP2600 V のフィルター・モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 62次にオシレーター部分のスキップ/リターン・スイッチを上にし、スキップ・モードにします。これによりバス 3 に設定したステップは再生時にスキップされます。 バス 3 をスキップ・モードにする それではシーケンサーを再生し

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 63○バスの設定: アープ 2600 V ではシーケンサーの各ステップを 3 系統(バス 1.、2、3)のトリガー出力として使用することができます。たとえばバス 1 のステップだけに ADSR エンベロープをかけてアクセントを

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 64バス 1 だけ ADSR のエンベロープがかかるようシーケンサーのバス 1 出力( )と ADSR エンベロープを接続します。 バス 1 出力と ADSR エンベロープの接続 次に ADSR エンベ

Page 72 - ARP 2600V のアンプ・モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 65 6 減算方式シンセサイザーの基礎 減算方式シンセサイザーは、シンセサイザー史の中でも歴史があり、最も普及している方式です。この方式は、60年代のモーグ・アナログ・シンセサイザーで開発され、その後登場した ARP(アープ

Page 73 - エンベロープ・モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 66 ウェーブ・フォームは、オーディオ信号の基本的なサウンド(倍音の成分や潤沢)を決定します。アープ 2600 V では、4 つウェーブ・フォーム(波形)が用意されています: • Sawtooth(ノコギリ波)は、用意さ

Page 74 - ARP2600 V の LFO モジュール

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 67• Triangle(三角波)は、フィルタリングされた矩形波のような音色であると考えられます。そのため倍音ハーモニクスも大変乏しいものとなっており、サブ・ベースやフルートなどの音色を作るときに有効です。  Si

Page 75 - LFO による VCA 変調

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 68オシレーター2 のピッチを高くチューニングするほど複雑な波形を得ることができます。 (ここでは、2 つのオシレーターのピッチが同じに設定されてない例を挙げて説明しています)。 波形の 1 周期 上の図は、オシレー

Page 76 - のサンプル&ホールド

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 69 ノイズ・ジェネレーター ノイズ信号は全ての周波数を同じボリュームで発信します。ノイズ・ジェネレーターは、風や息などのような音色を生成するために使われます。アープ 2600 V ではホワイト・ノイズとピンク・ノイズの

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8.4.4 プリセットの保存 103 8.4.5 オートメーション 103 8.5 Audio Unit™ 104 8.5.1 Logic Proの場合 104 8.5.2 Digital Performer 4の場合 106 8.5.3 プリセットの保存 107 8.5.4 オート

Page 78 - 7 サウンド・デザインの基礎知識

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 70アープ 2600 V の 2 種類のフィルター・スロープ:12dB/Octave もしくは、24db/Octave アープ 2600 V では以下のフィルター・タイプから 1 つを選択して使用することができます。

Page 79 - カットオフ周波数を下げる

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 71• バンドパス・フィルター(BPF)は、カットオフ周波数で指定した周波数成分を残して高周波数、および低周波数成分をカットします。特定の周波数を強調したい場合に有効です。縮み上がった音色を作ることができます。 •

Page 80 - に軽くデチューンをかける

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 72 レゾナンスのスライダーを高い値に設定すると、フィルターは次第に正弦波に近い音色を作り出します。この場合、キー・フォローを使用することでオシレーターの周波数とカットオフ周波数をコントロールでき、メロディーを生成することが

Page 81 - レゾナンス・スライダーを上げる

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 736.2 その他のモジュール 6.2.1 キーボード キーボードのひとつをクリックすると単一の音(鍵盤の音程)が出力され、離すまで鳴り続けます。事実上、オシレーターは音程が変わらない一定の持続音(ウェーブ・フォームのオー

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 74ほとんどのエンベロープ・ジェネレーターは、以下の 4 つのパラメーターを持っています: アタック・タイムは、キーボードが押されてから最大値へたどりつくまでの時間です ディケイ・タイムは、最大値にたどりついた音色がサスティン

Page 83 - LFO モジュールを使用して周期的に変調させる

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 75LFO は音色そのものを作り出すものではなく、接続されたモジュールに対して周期的なモジュレーションを与えるために使用されます。たとえば: LFO をアンプのモジュレーション入力に接続した場合、音色のボリュームは LFO

Page 84 - エンベロープの設定

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 766.2.4 リング・モジュレーター リング・モジュレーターは 2 種類の信号を掛け合わせて複雑な倍音を生成することができます。これにより手軽にメタリックなサウンドを作成することが可能です。 ARP2600 Vのリン

Page 85 - コーラスとディレイ効果を加える

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 77最終的に全体のシンセサイザー・スペックは次のようになります: • 3 基のオシレーター (VCO) • ノイズ・ジェネレーター • リング・モジュレーター • サンプル&ホールド • 2 系統のミキサー(

Page 86 - トラッキング・ジェネレーターを開く

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 78 7 サウンド・デザインの基礎知識 この章では、5 つの例を使用し、実際の音色作成やシーケンスの組み方を説明しています。この章は大きく分けて以下の 2 パートに分かれています。まずは簡単な例からはじめ、徐々に複雑なものへ

Page 87 - “edit”ボタンをクリック

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 79 まずはプリセット音色 « Templ_Blank » を選択してください。この音色は « Templates » バンク内のサブ・バンク « Temp_Synth » に収録されています。VCA アンプミキサー(V

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 8 1 イントロダクション 1.1 アープ・シンセサイザー、そして「アープ 2600」の誕生 アラン・R・パールマン氏(彼のイニシャルがアープ・シンセサイザーの語源になっています)はマサチューセッツ州のウースター工科大学に

Page 89 - リンク・スイッチをオンにする

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 80 フィルター1 の ADSR エンベロープのサスティンのスライダーを下げ、ディケイを完全に上げると、デュレーションの短い音色ができます。 ディケイ・タイムを上げる  ここで、VCF モジュールの « VCO2

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 81  オシレーター2 を 1 オクターブ下げます。VCO2 の « Range » セレクターを « 16’ » に設定してください。 オシレーターのレンジを16に変更する  最後に少しだけフィルターの

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 827.1.2 ポリフォニック・パッチング 先ほど作成した « bass1 » をもとに、次の音色を作成します。 アープ 2600 V ではケーブルによるパッチングを行わなくても音色を作成することができますが、パッチングに

Page 92

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 83 次に VCF モジュールの « VCO3 Triangle »( ) スライダーを上げ基本となる音色を完成させます。オシレーター3 基によるサウンドが確認できます。 VCO3Triangle スライダー

Page 93 - 8 アープ 2600 V の様々なモードでの使用方法

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 84 音が何も聞こえなくなってしまった場合は、« INT.FILTER FREQUENCY » をゆっくり右方向へドラッグし、カットオフ周波数の設定値を高くしてください。  « LFO SPEED » スライ

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 85LFO モジュールの左にあるプレイモード・セレクターを « poly » に設定することにより、コードが弾けるようになります(ポリフォニック設定)。最大同時発音数はツール・バーの « VOICE » ウインドウ(

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 867.1.3 トラッキング・ジェネレーターを使用したエフェクト この例では、トラッキング・ジェネレーターを使用した変調方法をご紹介します。このトラッキング・ジェネレーターはオリジナルのアープ 2600 には存在しない新機能

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 87 « VCO2 Sin »( ) スライダーを完全に上げます。このスライダーでモジュレーション・レイトを設定することができます。 モジュレーション・レイトの設定 ※オーディオ出力端子の右側にある « ed

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 88 デフォルトではドローイング・ツールが選択されています。フリーハンドで自由にカーブを描いてみましょう。描き終わったら、鍵盤を弾いて音の変化を確かめてみてください。トラッキング・ジェネレーターの左側にある « freq »

Page 98 - MIDI トラックへの接続方法

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 89 « mix A/B » スライダーのすぐ下の « LINK » スイッチを ON にすると « LINK » スイッチの上下のオーディオ入力ラインをリンクさせることができます。上記の例の場合、オーディオ入力 1、2

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 9アープ・シンセサイザーのオシレーターは、モーグ・シンセサイザーより安定し、信頼性の高いものでした(ロバート・モーグ氏もその事実を認めています)。しかし、アープ社は長い間フィルターの電気回路の産業著作権を侵害していたため、修理を

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 90 シーケンサーのスタート・ボタンをクリックし、鍵盤を弾いてみてください(例:C4 など)。鍵盤を押している間、同じ高さのノートが 16 回発音されます。同じ音程のため 16 回発音されているかを聞き分けることは難しいかも

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 917.1.5 シーケンサーで変調のパターンをシーケンスする フィルターのカットオフ周波数を変調させるシーケンスを作成します。テクノ風のシーケンスとして使用すると効果的です。 先ほどの音色を、そのままテンプレートとして使用

Page 102 - DXi インストゥルメントを開く

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 92 スタート・ボタンを押してシーケンサーをスタートさせます。鍵盤を弾きながらシーケンサー上の 16 ステップのスライダー値を変更してください。スライダーによって設定した値でフィルターのカットオフ周波数が変化することが確認で

Page 103 - MIDI トラックとアープ 2600 V の接続

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 93 8 アープ 2600 V の様々なモードでの使用方法 8.1 スタンドアローン・モードで使用する アープ 2600 V アプリケーションは、シーケンサーから独立したインストルメントとして使用することができます(スタ

Page 104 - Logic Pro 7 でアープ 2600 V を開く

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 94 初期設定ウインドウの設定例(Macintosh) プロトコル(Windows 版のみ): 使用するオーディオ・プロトコルを選択します。使用しているサウンド・カードに ASIO に対応している場合は、ASIO プロトコルを使

Page 105 - AU マネージャー

ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 958.1.3.1 MIDI に関する設定 コントロール・バーの一番左上のセクションでは、インストゥルメントに適用する MIDI 入力デバイスを選択します。 インストゥルメントをコントロールするためのキーボードが接続された

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 968.1.5 パニック機能 何らかの原因でサウンドが再生され続けてしまう場合、全ての音を止める MIDI メッセージを送信することができます。 Windows 版では、コントロール・バー上のをクリック、Macintosh

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 978.2 VST™ 8.2.1 インストール 8.2.1.1 Windows の場合 インストール中に表示されるプラグイン・フォーマットの選択画面で VST オプションを選択してください。Cubase をご使用の場合

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 98 MIDI トラックへの接続方法 MIDI キーボードで演奏された MIDI イベントはシーケンサーを通じてアープ 2600 V に送信されます。これらの MIDI イベントを録音し、シーケンサーの MIDI エディット機能

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ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL 998.3 Pro Tools™ 8.3.1 インストール インストール中に表示されるプラグイン・フォーマットの選択画面で RTAS/HTDM protocol を選択してください。 RTAS と HTDM プラグイン

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