ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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3.3 シンセサイザー・セクション
シンセサイザー・セクションは、バーチャル・ケーブルで接続するためのジャック型のインプット、
アウトプット、そして 73 ものシンセシス・パラメーターで構成されています。これらのスライダー
やつまみ、スイッチ等を使用して音作りを進めていきます。
シンセサイザー・セクションを構成するモジュール:
• 3 基のオシレーター(VCO):三角波(Triangle), サイン波(sin), ノコギリ波(Sawtooth), 矩
形波(square)、またはパルス波(Pulse)といったオーディオ信号を発生し、その音程を設定し
ます
• ノイズ・ジェネレーター
• リング・モジュレーター
• サンプル&ホールド
• ミキサー(オシレーターの出力信号、ノイズ・ジェネレーター、リング・モジュレーター用)
• ローパス・レゾナント 24dB フィルター、マルチモード 12 dB フィルター (LP, HP, BP,
NOTCH)
• アンプ(VCA)(フィルターの出力信号、ステレオ出力用)
• 2 基のエンベロープ・ジェネレーター(ADSR , AR) (ローパス・フィルターとアンプ用)
•
•
シンセシス・パラメーター
シンプルなリード音色を例に、アープ 2600 V の信号の流れを説明します:
« Templates » バンクのサブ・バンク « Temp_Synth » から « 1_Osc » を選択してください。この
音色の構造はとてもシンプルです。オシレーター1 の矩形波(Squere)出力からローパス・フィ
ルターにオーディオ信号が流れ、すぐにミキサー、出力アンプに流れています。ADSR エンベロ
ープがフィルターのカットオフ周波数を変調し、2 つめの AR エンベロープがアンプのボリューム
を変調しています。
プリ・アンプ
エンベロープ・
フォロワー
リング・モジュ
レーター
オシレーター フィルター エンベロープ アンプ
オーディオ・
アウトプット
リバーブ
トラッキング・
ジェネレーター
コーラス/ディレ
イ・エフェクト
ノイズ・ジェネ
レーター
ボルテージ・
プロセッサー
サンプル&
ホールド
ミキサー入力
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