ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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« mix A/B » スライダーのすぐ下の « LINK » スイッチを ON にすると « LINK » スイッチの上下
のオーディオ入力ラインをリンクさせることができます。上記の例の場合、オーディオ入力 1、2
とオーディオ入力 3、4 がリンクします。これによって 4 種類のトラッキング・ラインの変調バラ
ンスを調整しながらフィルターを変調させることが可能になります。
リンク・スイッチをオンにする
もちろん、それぞれのトラッキング・ラインを個別にさまざまなコントローラーに使用し、複雑
に変調する音色を作成することも可能です。
7.1.4 シーケンサーを使ってメロディーを作成
アープのシーケンサー(1601 タイプ)は 70 年代のシーケンサーとして高い人気を誇るシーケンサー
です。アープ 2600 V ではこのシーケンサーにより幅広いサウンド・メイキングを可能にしています。
次の 2 つの例で、アープのシーケンサーを使ったメロディー作成とフィルターのカットオフ周波数を
変調させるパターンの作成を説明します。
それでは再度 « bass1 » の音色を選択してください。この音色を使ってメロディー・シーケンス
の基本とフィルターのカットオフ周波数を変調させるシーケンスを説明します。
シーケンサー・モジュールの右側にある « QUANTIZED out A » をオシレーター1 の «KBD CV »
に接続することにより、各ステップが正確に半音単位にチューニングされたシーケンスで再生さ
れます。
“QUANTIZED output A” を VCO1 の KBD CV に接続する
« CV input » はノートを受けるとシーケンサーをトリガーするようにあらかじめキー・フォローに接
続されています。
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