ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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ウェーブ・フォーム
は、オーディオ信号の基本的なサウンド(倍音の成分や潤沢)を決定します。
アープ 2600 V では、4 つウェーブ・フォーム(波形)が用意されています:
• Sawtooth(ノコギリ波)は、用意された 4 波形の中でも最も豊かな倍音を含んだ波形です(全て
の帯域で倍音を含んでおり、高周波数にいくにつれ小さくなっていきます)。この波形はブラス
や印象的なベース音色を作るのに有効です。
• Square(矩形波)は、ノコギリ波に比べて地味な音色で、奇数倍音のみを含んだ波形です。低周
波数において豊かな音色を持っており、低音を強調するためのサブ・ベースとして使用したり
(矩形波をノコギリ波の 1 オクターブ下にセットする)、木管楽器(少しフィルターをかけてク
ラリネットのような音色)を再現したりするときに有効です。
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