ARTURIA – ARP2600 V – USER’S MANUAL
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シーケンサーの « clock out(シーケンサー出力)»は、ADSR エンベロープの « GATE » 入力に
接続されています。
シーケンサー右側の « QUANTIZED out A » 出力は、オシレーター1 « VCO 1 » の « KBD CV »
入力に接続されています。
バーチャル・キーボードの鍵盤をクリックするとシーケンサーがスタートします。シーケンサー
をスタートするとメロディーがループ再生されます。この時、ステップ・マネージャー(中央下
側のスライダー)で各ステップの音程を設定することができます。シーケンサーの « Start » ボ
タンを押すとシーケンサーがスタートしますが、音色は発音されません。
16 ステップのスライダーを変更しお好みのメロディーを作成してみましょう。
3.4.2 LFO
オリジナルのアープ 2600 では、オシレーター2 をロー・フリケンシー・ポジション(« LF » ポジシ
ョン)にセットして LFO としての使用が可能でした。しかし、オシレーター2 を LFO としてフィルタ
ーのカットオフ周波数変調に利用すると残り 2 つのオシレーターしか波形出力に使用することができ
ませんでした。
しかし、アープ 2600 V にはシーケンサー・モジュールに LFO モジュールを搭載しているため、3 つ
のオシレーターをすべて使用してもこの LFO モジュールによって様々な変調をおこなうことができま
す。また、« midi sync » をクリックすることで LFO のクロック・スピードを MIDI シーケンサーのテ
ンポとシンクさせることが可能です。
応用:« 1_Osc » にモジュレーション効果をつける:
例:すでに LFO モジュールはあらかじめオシレーターにビブラートをかけられるように内部接続
されているため、LFO モジュールの « Vibrato Depth » を上げるとビブラート効果がかかります。
«
Vibrato Depth
»
を上げてビブラートをかける
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