ARTURIA – minimoog V – USER’S MANUAL
ステレオ効果をはっきりさせるには、左右二つの時間設定« Time left »« Time right »をそれぞれ違う時間にするのが重要です。
« MIDI Sync »スイッチの二つの位置はホスト・アプリケーションのテンポにディレイ・タイム
を同期させます。このスイッチがあることで同期の設定がそれぞれで適切に素早く行えるように
なります。ためしにホスト・アプリケーションの« Tempo »の値を変更してみて下さい。左側を
四分音符に同期させ、右側を付点四分音符に設定します。
MIDI テンポにディレイを同期させる
次に左右チャンネルのディレイ音の繰り返し回数を« Feedback Left » « Feedback Right »ツ
マミで調整します。
«Feedback Left»の設定
最後にコーラス・フェクトの時と同様に« Dry /Wet »ツマミは中央(Dry :50.00% Wet
50.00%)にします。これはエフェクトのかかっていない原音« Dry »とエフェクトのかかった音
« Wet »とのバランスをとるためです。
これらのいくつかの設定例は難しさも違うことに気がついたことでしょう。私たちはミニモーグ V
によって提供できる能力の中の一部だけをお見せしましたが、是非、皆さんもためらわずにあなた自
身のセッティングを試みてください。音色作りにおいては、チャレンジこそがより自分らしいオリジ
ナリティを出すための最高の秘訣だからです。
Comments to this Manuals