ARTURIA – minimoog V – USER’S MANUAL
ミニモーグ V ではミキサー・パネルのセッティングの中にノイズ・ジェネレーターがあり、スイッチによって、ホワイト・ノ
イズあるいはピンク・ノイズのいずれかを選ぶことができます。
ノイズ・ジェネレーターをミキサー上で設定
フィルター、
フィルター、フィルター、
フィルター、VCF
オシレーターのウェーブ・フォームで発振されたオーディオ信号は、一般的に直接 VCF
VCFVCF
VCF(ボルテージ
・コントロールド・フィルター)に送られます。このモジュールは減算方式というシンセシス方式の
由来でもあるフィルターにより、倍音をカットオフ・フリケンシーで調整し、音色を作成します。そ
れは音の高周波、低周波を減衰させる精巧なイコライザーのようなものです。
不要な周波数を取り除くカットオフ・フリケンシーは、フィルター・スロープによってだんだん変化
します。フィルター・スロープは「dB/octave」で表されます。ビンテージ・シンセにおけるフィル
ターは 24 dB/Oct や 12 dB/Oct のものがあります。24 dB/Oct.の方が 12dB/Oct.のものより強力な効
果を得ることができます。
ミニモーグ V では 24 dB/Oct slope タイプのフィルターを一基搭載しています。
ミニモーグ V では 1 種類のフィルターを使用できますが、その特性は以下の通りです:
• ローパス( LPF ) は設定した周波数より高い周波数を取り除きます(これが有名なカットオ
フ・フリケンシーです)。一般的なフィルターはこのローパス・フィルターです。そして低
い周波数だけを通過させます。 音色が«明るく»なったり«暗く»なったりするのはこの設定
に依存しています。
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