ARTURIA – minimoog V – USER’S MANUAL
LFO のサイン波形が VCO を変調した場合、ビブラート効果を生みます。オシレーターの周波数
は変調により音程が上がったり下がったり周期的に変化します。
LFO のサイン波形が軽くレゾナンスのかかったローパス・フィルターのカットオフ・フリケンシ
ーを変調した場合、「ワウワウ」エフェクトが得られます。
オリジナルのミニモーグでは専用の LFO は用意されていません。オシレーター3 をフィルターやオシレーター1,2 のフリケン
シーを変調するローフリケンシー(“Range”セレクターの“Lo”ポジション)として使用します。このオシレーター3 の信号はラ
ンダムな変調を作り出すためにノイズの信号出力とミックスされました。
ミニモーグ V の LFO モジュール
最後にミニモーグ V のシンセシス・ダイアグラムを確認しましょう:
3 オシレーター (VCO)
1 ノイズ・モジュール
1 ミキサー (ローパスとハイパス・フィルターに向かう 2 つの VCO 出力とノイズ・モジュール
出力のミックス)
1 ローパス・フィルター(VCF)
1 アンプリファイア (VCA)
2 エンベロープ・ジェネレーター (フィルターと VCA 各 1)
1 LFO
ミニモーグ V の音色合成ダイアグラム
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