Arturia Minimoog V User Manual Page 73

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ARTURIA – minimoog V – USER’S MANUAL
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7 減算方式シンセシスの基本
減算方式シンセシスの基本減算方式シンセシスの基本
減算方式シンセシスの基本
シンセシス(合成方式)の中で減算方式は最も古いも 1 つで、今日最もよく使用される方式でもあ
ります。この方法が開発されたのは 60 年代の終わりで、それがアナログ・シンセサイザーなのです
。例えば、モーグ、アープ、ブックラ、オーバーハイム、シーケンシャルサーキットのプロフェット
・シリーズ、ヤマハのCSシリーズ、ローランドのSH,Jupiterシリーズ、コルグのMS,PSシリーズ等々
がそれにあたります。この「減算方式シンセシス」は、アナログ・オシレーターをサンプリングして
ウェーブ・テーブルに置き換えた現在のデジタル・シンセサイザーでもいまだに用いられています。
モーグのMinimooog(ミニモーグ)、そしてこの「ミニモー V 」は減算方式のシンセシスの可能性を
見出すための最高の素材となるでしょう。
7.1 三大要素
三大要素三大要素
三大要素
オシレーター、
オシレーター、オシレーター、
オシレーター、VCO
VCO
VCOVCO
VCO(ボルテージ・コントロールド・オシレーター)は、モジュラー・システムにおける音色作成で
は(オシレーターの中で分類されるノイズ・モジュールも含めて)基本になるものです。
オシレーターは音色の元になる信号を生成します。様々な波形を例にして、オシレーターについて考
えてみましょう
オシレーターのセッティング
○メインとなるオシレーターの設定
オシレーターのフリケンシーで 音程
音程音程
音程 を決めます。2 つのコントローラーでオシレーターのフリ
ケンシーを設定しましょう。最初に« RANGE »セレクターで基本となるフリケンシーを決めま
す。それは 32,16,8,4,2 とフィート単位で表されます。最も大きい数(32)は最も低い音程に
なり、反対に最も少ない数(2)が最も高い音程となります。続いてデチューン
FREQUENCY”)設定で細かい音程調整を行いましょう。
ミニモーグ V の ”
RANGE
”と
FREQUENCY”ボタンは
“OSCILLATOR BANK”パネルにあります。
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