ARTURIA – minimoog V – USER’S MANUAL
ミキサー
ミキサーでは 3 つのオシレーターとノイズ・ジェネレーター、そして外部入力の 5 つの信号を扱いま
す。これらの信号のレベルは 3 つのオシレーターは« Volume
» ツマミで、外部入力のオーディオ信
号は« External Input Volume »ツマミで、ノイズ・ジェネレーターは« Noise Volume »ツマミで設定
します。5 つの縦に並んでいるスイッチは各信号のオン・オフを行い、« White / Pink »スイッチでノ
イズ・ジェネレーターのホワイトノイズ、ピンクノイズのどちらかを選択します。
« Overload »シグナルが点灯した時は外部入力のオーディオ信号レベルが大きすぎることを表してい
ます。« External Input Volume »のオン・オフ・スイッチは3段階を選択可能です。左位置はミキサ
ーからの入力を接続しない場合、中間位置ではミニモーグ V の出力をミキサーへ独自のオーバーロ
ード回路を伴って接続し、特徴的なサウンドを得ることができます。右位置では外部入力をミキサー
へ接続します。
ミキサーはオーバーロード回路をエミュレーションによるもの、よらないものの 2 つのモードを持っ
ています。1 つは入力された信号のレベルに従ってエディットするモードです。2 つ目はオリジナル
のミニモーグのように入力レベルを制限するオーバーロード回路で音をエディットします。
ミキサーモードの変更はシンセシス・パネルの右端にある« Soft Clipping »ボタンをクリックして切り
替えることができます。
オーバーロード回路のエミュレーションは CPU の処理能力に過度の負荷がかかります。ポリフォニ
ック演奏やユニゾンで使用する場合は避けたほうがよいでしょう。
オーバーロード回路の起動
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