Arturia Moog Modular V User Manual Page 69

  • Download
  • Add to my manuals
  • Print
  • Page
    / 155
  • Table of contents
  • BOOKMARKS
  • Rated. / 5. Based on customer reviews
Page view 68
ARTURIA – MOOG MODULAR V2 – USER’S MANUAL
69
2 つのモジュレーション入力は、グループ内のオシレーターの値を個別に設定することを可能にしま
す。これらは LFO やキー・フォローをはじめ、その他のソースを使ってオシレーターを変調するのに
とても便利です。
コントローラー・モジュレーション入力と同様に他のモジュールの出力端子に接続することができま
す。同じスペクトルの中で機能するオシレーターに接続された場合は、FM 効果を得ることができま
す。
シンク・インプット(同期入力)は、その他のオシレーターの 1 つとスレーブ・オシレーターを同期
させることができます。この場合、同期させたオシレーターは同期したオシレーターのトーンに影響
されます。
シンク・スイッチを下側にするとハード・モードになります。ハード・モードでは同期しているオシ
レーターの周期にあわせ、同期させたオシレーターの周期を合わせ直します。
反対に シンク・スイッチを上側にするとソフト・モードになります。ソフト・モードでは同期してい
るオシレーターの周期の終わり同期したオシレーターの周期を合わせはじめます。
補足: 同期させているオシレーターは常に動作しているため CPU への負荷が高くなります。必要に応じて、どのオシレータ
ーが使用されているかを確認してください。同様にキーボード・トリガーから切り離されているオシレーター・グループも常
に動作しています。
5.1.3 フィルター
モーグ・モジュラー V2 3 基のフィルター・モジュールを持っています。それぞれのフィルターに
はローパス 24dB/オクターブ(タイプ 904A)、ハイパス 24dB/オクターブ(タイプ 904B)、バン
ド・パス 24dB/オクターブ(タイプ 904C)、マルチ・モード 12dB/オクターブの 4 種類のフィルター
が用意されており、これらの中から 1 つをそれぞれのフィルターに選んでアサインします。フィルタ
ー・タイプを選ぶにはモジュールの名前の部分をクリックします。
これら全てのフィルターはキー・フォローやポルタメント、ピッチベンド、シーケンサーの使用をシ
ンプルにするために内部でケーブル接続されています。
モジュレーション入力のアンプ幅でキー・フォローを管理させないために、キー・フォローの使用/
不使用、またはどのキー・フォローを使用するかを選択することができます。キー・フォローはキー
ボードから正確なピッチを得るために使用されます。選択されたキー・フォローのコンフィギュレー
ションによってポルタメントやピッチベンドがこのフィルターに適用されるかどうかがきまります。
14 のシーケンサー出力はこのフィルターのカットオフ周波数をコントロールします。<no>に設定さ
れている場合、フィルターの開閉はキーボード上で演奏されたノートに依存しません。 同じように、
シーケンサー側にセットされていない場合、フィルターはシーケンサー出力から切断されます。
キー・フォロー、もしくはシーケンサー出力を必要に応じて精巧にチューニングされたモジュレーシ
ョン入力に接続することが可能です
Page view 68
1 2 ... 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 ... 154 155

Comments to this Manuals

No comments