ARTURIA – MOOG MODULAR V2 – USER’S MANUAL
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パッチング 1 の完成図
► まず、プリセット音色から «Blank_Synth» を選択しましょう。この音色は “User” バンク内のサブ・
バンク “Blank”に収録されています。
すると、ケーブル接続がまったくされてない状態の音色が選択されます。通常、まったく何もない状
態から音色を作る場合はこの音色を初めに選択します。
► シンセシス・セクション下段にあるオシレーターから音のソース(ウェーブ・フォーム)を選びま
す。ここでは sawtooth(ノコギリ波)ジャックのところでクリックします。
このウェーブ・フォーム(波形)は、4 つあるウェーブ・フォームの中でもっとも豊かな音色を作り
出します。例えば、ブラス系の音色を作るときなどによく利用されます。
それでは、この波形を 1 基目のローパス・フィルター入力に接続しましょう。接続するにはオシレー
ターの波形ジャックから «in» ジャックまでマウスをドラッグします。
► 次に、ローパス・フィルターのオーディオ出力から VCA1 入力(出力アンプ)に接続しましょう。
VCA1 のトリガー入力で «Keyboard trigger on» が選択されていることを確認してください。
► では、MIDI キーボードを演奏してパッチングした音色を聞いてみましょう。
基本となるベースやリード音色ができた時点で一度保存することをお奨めします。保存については、
クリック・スタート「音色の保存」の章を参照してください。
補足:フィルターのカットオフ周波数つまみを回すことにより音色の明るさを調整することができます。左へ回すほど、より
柔らかい音色へと変化していきます。
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