ARTURIA – MOOG MODULAR V2 – USER’S MANUAL
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4.3 コントローラーの使用
4.3.1 つまみタイプ
つまみはモーグ・モジュラー V2 を操作する主要なコントローラーです。下記の説明にあるようにい
くつかの操作方法があります。
4.3.1.1 マウスでのコントロール(直線モード~Linear)
マウスによるつまみのコントロール方法は、初期設定で直線モードに設定されています。連続的な動
きはマウスを直線的に動かすことで機能を変化させる操作がベストです。この直線モードでは、つま
みはマウスを垂直に動かすことにより動きます。つまみの周りをなぞって(回転モード)回転させる
必要はありません。操作によっては、回転モードより直線モードのほうが便利な場合があります。ま
た、このモードは正確な微調整よりも大まかな調整に最適です(この正確さは画面上のマウスの動き
で判断される垂直方向のピクセルの数によって制限されています)。この直線モードはリニア・モー
ドとも呼ばれ、例えばスタインバーグ社の”Cubase SX”に於いては、ファイルメニュー>初期設定>
表示と操作>コントロールでの“つまみ操作設定”が同様の機能です。
4.3.1.2 マウスでのコントロール(正確な微調整に向いた直線モード)
モーグ・モジュラー V2 ではマウスの右クリック(または Shift+クリック)しながらつまみを操作す
ることで、パラメーターのより正確な微調整が可能です。 このモードでは通常の直線モードと比べて
4 倍の緻密さでコントロールできます。また直線、回転モードに関係なく動作します。
4.3.1.3 マウスでのコントロール(回転モード~Circular)
このモードではつまみをクリックしながらコントローラーの値を変更します。つまみの周囲をなぞる
ように動かしてみてください。 この回転モードでは高度なレベルで、正確で緻密にコントロールでき
るのがお分かりいただけるはずです。またつまみをクリックしながら離れたところで回転させると、
さらに正確で緻密なセッティングをおこなうことができます。
4.3.2 ジョイスティック
モーグ・モジュラー V2 では 2D ジョイスティック・コントローラーが搭載されています。 ジョイス
ティックからの出力はすべてのシンセサイザー・モジュールへの変調コントローラーとして使用でき
ます。ジョイスティックの利点はマウスによって簡単に 2 つのパラメーター(X 軸、Y 軸)を同時に
制御できることです。この 2 つのパラメーターはコントローラー接続ジャック画面でケーブル接続し
ます。
ジョイスティックの出力はコントローラー接続ジャックで接続する
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